熱電対の使用温度
■熱電対の常用温度と過熱使用限度
熱電対は素線の太さで特性が変わらない為、各熱電対で異なる素線径が用意されています。
素線径が太いほど使用温度の上限も高くなります。
同様にシース熱電対もシース外径が太いほど素線径も太くなるため使用温度の上限も高くなります。
熱電対はJIS C1602に常用限度と過熱使用限度が定められており、シース熱電対はJIS C1605に常用限度が定められています。
※常用温度とは空気中において連続使用できる上限温度であり、過熱使用限度とは空気中において短時間使用できる上限温度を言います。
印刷用PDFはこちら → T08-熱電対の使用温度.pdf (0.87MB)